「昨日は学校に行けたのに、今日は行けない」
不登校の子どもを見ていると、
そんなことが起きることがあります。
親としては、
「昨日は楽しそうだったのに」
「ここから少しずつ行けるようになるのかな」
そんな期待を持つこともあると思います。
でも次の日、また行けなくなってしまう。
そのとき、親も子どもも
とても混乱します。
がんばった後に起きる「反動」
繊細な子やHSCの子は、
学校に行くだけでもたくさんのエネルギーを使っています。
・人の多さ
・教室の音
・友達との関係
・集団行動
こうした刺激を受けながら、
子どもは一生懸命がんばっています。
そのため、がんばった日のあとに
・ぐったりしてしまう
・次の日動けない
・体調が悪くなる
という「反動」が出ることがあります。
「楽しかったのに行けない」という状態
親からすると、
「楽しかったなら行けるのでは?」
と思うこともあるかもしれません。
でも子どもの中では、
・楽しい気持ち
・疲れや不安
この2つが同時に存在していることがあります。
そのため、
「行けてうれしい」
でも
「すごく疲れている」
という状態になることもあります。
我が家でも起きたこと
我が家でも、娘が学校に行けた日がありました。
久しぶりに教室へ行き、
好きな図工の時間を過ごすことができました。
帰ってきた娘は、
「楽しかった」
と笑顔で話してくれました。
私はそのとき、
「ここから少しずつ行けるようになるのかな」
そんな希望を感じていました。
でも、次の日——
娘は学校へ行けなくなりました。
それどころか、そのあと
1か月ほど学校へ行くことができませんでした。
親もとても混乱する
「楽しかったって言ってたのに」
「どうして急に行けなくなったの?」
やっと前に進めたと思ったのに、
また戻ってしまったような気がして、
涙が出たこともありました。
あの子は、戻ったわけじゃなかった
でも今振り返ると、
娘はあの日、とてもがんばっていたんだと思います。
一見「戻った」ように見えても、
実際にはそうではなくて、
大きなエネルギーを使ったあとの回復の時間だったのかもしれません。
小さな一歩でも、大切な経験
たとえ次の日に行けなくなったとしても、
・教室に入れた
・好きな授業を受けられた
・学校で過ごせた
それは子どもにとって、
とても大きな経験です。
その一歩が、
いつか次につながることもあります。
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🌱まとめ
「行けたのに、また行けなくなった」
そんな出来事は、
後退ではなく、がんばったあとの反動なのかもしれません。
目に見える結果だけでなく、
その日のがんばりや、使ったエネルギーにも目を向けること。
それが、子どもを理解するヒントになることもあります。
🌿読者への一言
同じように「どうして?」と戸惑っている方に、
少しでも安心につながれば嬉しいです。

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