元気そうなのに、どうしてできないの?|回復期に焦ってしまった私へ

不登校になってしばらく経った頃。

娘は少しずつ笑うようになり、
家でもリラックスして過ごせる時間が増えてきました。

YouTubeを見たり、
工作をしたり、
好きなことには夢中になれる日も出てきて。

「少し元気になってきたのかな」

そんなふうに感じることも増えていました。


でもその一方で、私は戸惑っていました。

元気そうに見えるのに、

どうして勉強はできないんだろう。
どうして片付けはしないんだろう。

笑っているなら、
少しは動けるんじゃないか。

そんなふうに思ってしまっていたんです。


特にイライラしていたのは、片付けでした。

YouTubeを見たり、
ゲームをしたり、
好きなことはできているように見える。

なのに、

「片付けしてね」

と言っても動かない。

何回言ってもやらない。

「元気なんだから、それくらいできるでしょ」

そう思ってしまっていました。


でも、後日のカウンセリングで言われた言葉に、私はハッとしました。

「できる・できないではなく、今は“余計なエネルギーを使いたくない”状態なんだと思います」

先生はそう話してくれました。


「よくばって、あれもこれもやらせようとすると、またストレスで苦しくなってしまうんです」

「今は赤ちゃんみたいに甘やかすくらいでいいんですよ」

最初は正直、驚きました。

“甘やかしていい”なんて、思えなかったからです。


でも先生は、

「家が安心できる場所になると、今度は外にも少しずつ興味が向いていきます」

とも話してくれました。

私はずっと、

“回復してきたなら、もうできるはず”

と思っていました。

でも実際は、
元気そうに見えても、
まだ使えるエネルギーは少なかったのかもしれません。


「やっていないんだから、できなくて当たり前」

「しょうがないよね」

そう思えた方が、
余計なストレスが減って、結果的に回復も早くなる。

その言葉に、少し肩の力が抜けました。


もちろん今でも、

「もう少し頑張ってほしい」

と思う日はあります。

でも、

“今できていないこと”

ばかりを見るのではなく、

まずは安心して過ごせることを大切にしたい。

今はそんなふうに思っています。


娘が不登校ピークだった頃は、
YouTubeを見ながら家で過ごす時間がほとんどでした。

👉 不登校ピーク時の娘の過ごし方|YouTubeばかりだった日々


その後、家庭学習を少しずつ始める中で、
私は勉強をめぐって爆発してしまったこともありました。

👉 勉強をやらない娘にイライラしてしまった日|「今は休む時期」と言われたカウンセリング


少し落ち着いてきてからは、
ゲームや工作、お絵描き、ほんの少しの家庭学習をしながら過ごしていました。

👉 不登校の娘が家でしていたこと|ゲーム・工作・お絵描き…回復期の過ごし方


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