「行きたいけど行けない」
「どうしても体が動かない」
そんな朝を繰り返していませんか?
我が家でも、
泣いて動けない朝が続いていました。
この記事では、
はじめて保健室に行けた日のことを記録しています。
朝はやっぱり「気持ち悪い」から始まる
10月9日。
この日は、
娘が保健室に行けた日でした。
でも朝は——
やっぱり「気持ち悪い…」から始まりました。
泣いて逃げ回った朝
少し吐き気があると言う娘に、
「漢方飲んだら少し楽になるかも」と声をかけました。
そして、
「今日は図書館見学がある日だよ」と伝えると——
「やだー!」
泣きながら、逃げ回って隠れてしまいました。
前日の夜は、少し希望があった
前日の夜は、
少しでも緊張がほぐれたらいいなと思って、
・手に「人」と書いて食べるおまじない
・深呼吸
・「大丈夫」と声をかける
・ふざけて歌う
いろいろ試していました。
娘も少し笑ってくれていて、
「今日は少し大丈夫かも」
そう思っていました。
でも朝になると——
「できない…」
現実は、やっぱり簡単ではありませんでした。
「ママがいい」
どうしても気持ちが動かない娘に、
「じぃじの家に行く?」
「事務所に行く?」
そう聞いてみると、
娘は小さな声で言いました。
「ママがいい」
その言葉に、胸がぎゅっとなりました。
学校でも、他の場所でもなく、
ただママと一緒にいたい。
それだけだったんだと思います。
「一歩だけ」でいい
それでも、そっと声をかけました。
「教室じゃなくていいよ」
「保健室だけでも行ってみない?」
「一歩だけ踏み出してみよう」
泣きながらも、娘はうなずいてくれました。
そして一緒に家を出ました。
たった30分。でも大きな一歩
その日、娘は保健室で
3時間目に30分だけ過ごすことができました。
たった30分。
でも私たちにとっては、
とても大きな一歩でした。
泣いて動けなかった朝から、
学校で30分過ごせた。
それだけで、十分すぎるくらいのがんばりでした。
できたことを、ちゃんと見る
この経験から感じたことがあります。
繊細な子にとっては、
「全部できる」よりも
「一歩できる」の方が大事だということ。
教室じゃなくていい。
長い時間じゃなくていい。
30分でも、10分でも。
玄関まで出られただけでも。
その積み重ねが、
少しずつ力になっていくんだと思います。
👉 学校に行けなくなるまでの変化はこちら
少しずつ学校に行けなくなった|不登校が始まる前のリアルな記録
同じ状況のお父さん・お母さんへ
「教室じゃなくていい」
「一歩だけでいい」
この“ハードルを下げること”が、
繊細な子にはとても大切だと感じています。
「全部できなくていいよ」
その一言が、
動けない子の背中をそっと押してくれることがあります。
そして、
どんなに小さくても「できた」は大きな一歩です。
おわりに
この日の夕方、
娘はピアノにも行ってくれました。
保健室30分、そしてピアノ。
娘なりに、精一杯がんばった一日でした。
でも——
このあと、歯医者にも連れていってしまったことで、
思わぬ出来事につながります。
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