05.HSCの子の「悔し涙」は前向きなサイン|不登校前の夏休みに見えた娘の本音

1年生の夏休みに気づいたこと——


「Aちゃんがいないと気持ち悪くなる」。

あのとき娘の体は、


**「仲良しのお友達がいない場所は不安」**ということを学習してしまっていたのかもしれません。

👉 このときの出来事は
一年生の夏休み、気持ち悪さの裏にあった娘の不安」で書いています。


2年生の夏休み。

児童クラブの朝になると、また「気持ち悪い…」が始まりました。

「Aちゃん今日来るかな」

来ないとわかると、朝から体が反応してしまう。

結果、ほとんど行けない夏休みになってしまいました。

👉 このときの詳しい様子は
「2年生の夏休み、児童クラブに行けない日が続いた話」で書いています。


言葉でいくら「大丈夫」と伝えても、
体に刻まれた不安は、そう簡単には消えない。

そのことを、この夏休みに改めて感じました。

👉 “体に出る不安のサイン”については
子どもの気持ち悪い・お腹痛いは不登校のサイン?」でもまとめています。


家で見えてきた、いろんな顔

家で過ごす時間が長くなって、


娘のいろんな表情が見えるようになりました。

気持ち悪くて動けない日もあれば


何かに夢中になってキラキラしている日もある。

そして——

うまくいかなくて、悔しくて泣く日もありました。


絵の具で泣いた日

ある日、YouTubeで見た絵を描きたいと言い出した娘。

「空の絵描いてみる?」と絵の具を出して、


雲をティッシュで作ろうとしたのですが——

うまくできない。

「うぇーん」


悔し泣きでした。

責めているわけでも、怒っているわけでもない。

ただ、
**「できない自分が悔しい」**という涙でした。


トランポリンで飛べなかった日

別の日には、トランポリンパークへ。

高いところからジャンプしたくて、何度も登る。

友達は飛び降りてるから自分も飛びたい…

でも、端に立つと怖くて飛べない。

登っては座り込み、


「ママ来て…」と手招きする。


何度も挑戦して、


それでも最後まで飛べなかった。

「飛びたいけど…怖いー」

最後は、悔し涙でした。


やりたい気持ちはある。


でも、体がついてこない。

その葛藤が、そのまま涙になっていました。


ピアノでも同じだった

ピアノの練習でも、うまく弾けないと——

「できないー!」


「もういい!」


「ママやっといて!」

そう言って、ベッドへ。


最初は「またか」と思っていたけど、


よく見ると違いました。

逃げているんじゃなくて、


悔しくて気持ちを整えに行っていた。

しばらくすると戻ってきて、


また練習を始める。


できない悔しさと、やりたい気持ち。

小さな体の中で、


いろんな感情が揺れていたんだと思います。


繊細な子の「悔し涙」は前向きなサイン

娘の悔し涙を見て、気づいたことがあります。

泣けるということは、


それだけ本気でやりたいということ。


諦めていたら、悔しくならない。


飛びたくなければ、何度も登らない。


弾きたくなければ、「ママやっといて」とも言わない。


繊細な子は、感情が大きく動く分、


うまくいかないときの落ち込みも深い。

でもそれは——


それだけ真剣に向き合っている証拠。


夏休みの終わり、不安と希望

児童クラブは結局、


1ヶ月くらい行けない日が続いた夏休みでした。


だから正直、不安でした。

学校は大丈夫かな…。


でも2年生の1学期。

仲良しのお友達が3人できて、

「今日は鬼ごっこしたよ!」


「学校めっちゃ楽しい!」

そう話してくれていた娘。


1年生のころのようなつらさもなさそうで、


「2年生は仲良しのお友達と楽しそうだし、トラブルも聞かないし、大丈夫そう」と思っていました。


でも——

夏休みが明けた9月、


その不安は現実になっていきます。


おわりに

「飛びたいけど怖い」


「できないけどやりたい」


うまくいかなくて泣きながらも、


何度も挑戦していたあの夏。


あの姿が、娘の本質なんだと思っています。


そして9月。

また「気持ち悪い」が増えていきました。

悔しさを抱えながらも、


ある日、小さな一歩がありました。

👉
遠足に行けた日の話はこちら


👉 「2年生の9月、休みがちになっていった日々」へ続きます


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