06.不登校気味の子どもが遠足に行けた日|HSCの娘が見せた小さな一歩

「行けるかな…」
「途中で気持ち悪くならないかな…」

行事の前日、こんな不安を抱えていませんか?

我が家でも、不登校気味になり始めた頃、
遠足という大きなイベントがありました。

この記事では、
不安を抱えながらも遠足に参加できた娘の姿と、
そこから感じた“繊細な子の一歩”について書いています。


夏休み明け、最初の大きなイベント

夏休み、児童クラブに行けない日が続いていた娘。

9月に入り、最初の大きなイベントが遠足でした。


楽しみな気持ちと、不安な気持ち。

その両方を抱えながら、
前日からそわそわしていました。


👉 夏休みに行けない日が続いた話はこちら
子どもが「行きたくない」と言い始めた夏休み|不登校前に出ていたサイン


前日の夜「ママ、ついてきて」

遠足の前日、

娘は「ママ、ついてきて」と甘えながら、
どこか不安そうな様子でした。


行かないといけないのはわかっている。

でも、怖い。


「誰かと一緒になるから大丈夫だよ」

そう伝えると、
その夜はなんとか落ち着きました。


当日の朝、緊張の中で

遠足当日。

「Bちゃんと一緒がいいなぁ」

とつぶやく娘に、

「きっと誰かと一緒になるよ」と声をかけました。


バスに乗る前、

娘は少し固まっていました。


でも先生が迎えに来てくれて、
少しずつ表情がほぐれていく。


「気持ち悪くなったら戻っていいよ」

そう伝えると、
娘は小さくうなずいて出発しました。


その後ろ姿を見ながら、
ただ祈ることしかできませんでした。


水族館での娘の様子

水族館では、

イルカショーを見たり、
お友達と歩いたりして過ごしていたそうです。


でもお弁当の時間、

周りの匂いが気になって
気持ち悪くなり、あまり食べられなかったと後から話してくれました。


帰ってきた娘に、

「全然いいよ、気持ち悪くなっちゃったんだね」

と伝えると、

ほっとした表情になりました。


「怒られない」「否定されない」

それだけで、
子どもの心は軽くなるんだと感じました。


「楽しかったー!」の一言

帰りのバスでは、

お友達と話したり笑ったりしていたそうです。


そして家に帰ってきて、

第一声は——


「楽しかったー!」


その笑顔を見て、
私も心からほっとしました。


「行かせてよかった」

そう思えた瞬間でした。


小さな一歩が自信になる

前日からの不安。
当日の緊張。
お弁当で気持ち悪くなったこと。


それでも最後まで参加して、
「楽しかった」と言えたこと。


繊細な子にとって、

「不安だったけどできた」という経験は、
とても大きな意味を持ちます。


完璧じゃなくていい。

お弁当が食べられなくてもいい。


それでも行けた。

それだけで十分な一歩なんだと思います。


👉 不安が体に出る理由はこちら
学校に行く前に気持ち悪くなる子ども|ストレスが体に出るサイン


同じ状況のお父さん・お母さんへ

行事の前に

「行きたくない」
「気持ち悪い」

そう言い出すお子さんへ。


「気持ち悪くなったら戻っていいよ」
「うまくできなくても大丈夫」


そんなふうに“逃げ道”を作ってあげることが、

結果的に前に進む力になることがあります。


「絶対大丈夫!」よりも、

「どうなっても大丈夫だよ」の方が、
繊細な子には届くことがあります。


おわりに

この遠足のあと、

少しずつまた「気持ち悪い」が増えていきました。


学校を休む日が出始めたのも、
この頃からです。


👉 このあと起きた変化はこちら
少しずつ学校に行けなくなった|不登校が始まる前の記録


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